海に浮遊する神秘

2026年05月14日

5月上旬とは思えない連日の高い気温が、早い夏の訪れを予感させるこの頃。夏といえば海水浴ですが、海水浴中のクラゲに関する注意喚起が毎年のようにニュース番組で取り上げられています。

このように「海の厄介者」として扱われるクラゲですが、先日足を運んだ水族館では幻想的なライトアップとともに水槽を舞い、来場者を魅了していました。今回はそんなクラゲの中でも、「不老不死」という神秘的な生態をもったベニクラゲご紹介いたします。

 

クラゲはプランクトンの一種で約6億年も前から海に存在し、その体の95%ほどは水分でできています。プランクトンというと目に見えないような小さな生物のイメージですが、遊泳能力がなく水中や水面を浮遊する生物を総称してプランクトンと呼ぶそうです。一般的にクラゲの寿命は1年ほどですが、ベニクラゲは「immortal jellyfish(不死のクラゲ)」という名前のとおり不老不死という特徴をもっています。

彼らは寿命を迎えそうになると、ポリプと呼ばれるクラゲの幼体に戻り、また同じ遺伝子をもった大人のクラゲへと成長しはじめます。この若返りは何度でも行うことができ、さらに、若返りの際にはまるでクローンが次々と増えていくかのように、ポリプから複数のクラゲに分かれていきます。

このように、夢のような特性をもったベニクラゲですが、直径数ミリ~1cmほどの小さな体は常に捕食者に狙われており、捕食された場合はもちろん若返ることはできません。

彼らの不老不死の仕組みはまだ解明されていない部分が多いそうですが、いつか医療への応用など人類の希望となる日がくるかもしれませんね。

執筆者:入江 孝之

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