運用体制
運用体制
さまざまなジャンルの実業経験者と金融専門家が、それぞれの経験を活かしファンド運営を行っています。週一回の運用会議と月一回の投資政策委員会は、東京⇔ジュネーブのネット会議となります。グローバルなネットワークに基づいた独特の視点は、数ある国内ファンドの中でもユニークなものであると自負しております。
ファンドマネージャー 宇野 隆一郎
1988年に富士銀行(現みずほ銀行)に入行し、主に国際部門を中心に国内及び証券部門にて従事。1998年には当時のスイス富士銀行(スイス・チューリッヒ)に駐在し、プライベートバンキングや運用の奥深さを体現し、以来マーケットの魅力に取りつかれました。
2004年にドイツ銀行のプライベートバンキング部門に転職。その後独立し、ファミリーオフィスの運用を担当。1か月の内、約半分近くを海外に出張し、年間約100以上の世界中のファンドマネージャーとミーティングを行っていました。その時に、多根さんと出会いました。
2009年にシンガポールに拠点を移し、ファンドに限らずあらゆる金融商品の運用を行い、2017年に帰国後も個人投資家として相場・トレードの研究に勤しんでまいりました。
相場で大切なことは大局観であり、ファンダメンタル同様、時間と価格の分析も行いながら大局観を把握し、それに見合った旬なファンドを常にアップデートしていきたいと考えております。
趣味はサッカーと音楽。好きなサッカーチームは、幼少期をミラノ(イタリア)で過ごしたこともあり、50年来のインテル・ファン。
チーフ・ストラテジスト 
1959年にジュネーブに渡り、現在もスイス在住。1982年から野村證券の債券トレーダーとして東京、ロンドンで勤務した後、アジアファンドや債券ファンドの運用に従事。1996年からスイスのピゲ銀行にて国際分散投資ファンド、ヘッジファンドのファンド・オブ・ファンドや、日本株式ファンド、インカム・ファンドなど幅広い商品の運用に携わり、その経験を銀行の資産運用部門でも活かしてきた金融のスペシャリスト。世界の流れが変化し、規制が強化される中で運用の仕方も変わってきています。変化が生まれるということは新たな機会が生まれるということ。それも楽しみです。
代表取締役社長 運用部長 磯野 昌彦
さわかみ投信投資顧問のスタートアップメンバーとしての2年間の経験他、グループ企業のIR担当(インベスター・リレーションズ、投資家とのコミュニケーションをする仕事です)を10年間にわたって担当。評価される企業側として、ファンドマネージャーやアナリストから厳しい質問を受ける立場でしたが、当時、「この人は手ごわい」「この人は勉強不足」などと、各人を個別評価することで、どんなファンドマネージャーやアナリストが優秀かを見極める力がつきました。今は逆の立場で厳しい目でファンドを評価しています。
個人的には、好奇心が異常に強いのと断りきれない性格から趣味の幅が大きく拡大。
料理(30年以上。毎回のセミナー後の交流会用にパン焼いています)、陶芸(30年。下手な作品で自宅の二階の部屋がいっぱい)、水彩画(6年。先輩方の展覧会を見てハマってしまいました)茶道(4年。知人の先生に頼まれて教室に行き始め、抜けられなくなりました)。それぞれの趣味の集まりでの、食事会、飲み会、旅行等のイベントは、ほとんどを担当しています。また、今後は垣根を越えての人的交流、工芸界の若手人材の支援などを通じて、アート系のコミュニティー作りに挑戦したいと考えています。