「つみ上がった資産で充実の未来」

2022年10月12日

76歳、在名古屋、年金生活者。前回2017年5月に投稿させていただいて2回目になります、2回も投稿させてもらっていいのか?と磯野さんに辞退したところ、あっさり「3回目の方もいますから」といなされてしまいました。

投資歴19年、直販歴16年。現在金融資産は直販投信と個別株がほぼ半々、意識して個別株から直販への資金移動をしたのと、生活費の取り崩しも個別株から優先的に行い前回投稿時より直販投信の比率が増えてます。今後も個別株からの取り崩しと現預金への資金移動をしていくつもりです。

60歳で退職する少し前から投資を始めました、父親が証券外務員でしたがまったく投資を知らずに過ごしてきましたが、遺産の株式を相続したのではじめました。その頃、3年は短期の投機を繰りかえしで勝ったり負けたり、多分マイナスだったでしょう。そんな中、本格的投資を知ったのは、さわかみ投信の澤上会長のセミナーでした、当時は名古屋にも頻繁に来られましたし、大阪の浪花おふくろ投信(現クローバー)のセミナーに遠征し参加したのもいい想い出です。リーマンショック後には、かなり損が出て心が折れそうになりましたが、そんな中でも継続的に開催される直販投信セミナーに参加しつづけ、元気づけられながら、なんとか投資を続けました、損が大きくて止める勇気がなかったというのが正解なのかもしれませんが・・(苦笑)直販投信で一つ悔いがあるとすれば、最初から積立を選ばなかったことですかね。リーマンショックまでは結果的にですが高値でのスポット買いばかりでした、惜しいことをしました(笑)

昨年に後期高齢者入りし、余命を意識するようになり、直販投信も一部取り崩しをはじめました。

そんな時、「つみたて投資の終わり方」という本に出会いました。

言うまでもなく投資の目的はお金を増やすことではなく、積みあがった資産を取り崩し、それを有意義に使うことです、大事に抱え込んでしまうためにするのではありません。ところが、積立投資で資産形成した人は、それが慣れになり、とらわれてしまって資産の取り崩しに抵抗を感じることがある、だからこそ定年前数年前から取り崩しに慣れておくべきだ、とありました(すでにかなり遅いですが)、胸におぼえのあることなのでハッとしましたね

この本には、またこんな言葉もありました「形成した資産は別の視点で見ればこころの負債、できるはずだった経験(思い出)の未購入額と捉えることができます」と。

あと余生がどれだけあるかわかりませんが、遅まきながら、やり残した経験を積み重ねて充実させていきたいと思っています。

執筆者:後藤 誠治

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