2024年 新年にあたって

2023年12月29日

突然ですが、私は、とても「運がいい」んです。例えば、ランチに行きます。たいてい「どこ行きますか?決めてください。」と聞かれます。「今日は。○○の気分!」とすぐに決めます。お気に入りの店ですから、行列に並ぶこともありますが、たまにラスト一席ですぐ入れたりすることもあります。「今日はツイてる!」と口にします。出る時に、行列が出来てると、さらに鼻高々です。ほぼ毎日「運がいい」と思うことはいくつもあります。結構ちょっとしたことで気分が上がる性格なんです。

昨年末に、「1月の月次レポートに『年明けなんで今年の抱負』よろしく」という話が出たのでそんなことをぼんやり考えてました。そしたら、12月29日の日経新聞に「科学がつきとめた『運のいい人』」―運は100%自分次第― 脳科学者 中野信子さんの本の広告が載っていました。

脳科学者の立場から言うと、「自分は運がいい!」と思っている人は、困難な問題に直面しても「トライしてみよう」と思うし、失敗しても「自分の準備や努力が足りない」と思って頑張ってやり直し、問題解決するので結局、運がいいことになる、という結論です。詳しい科学的な説明はたくさん載っていて、さすがだな!と十分納得できますが、本の中に「人の命は、精子と卵子が出会うことで生まれます。」のところからは、「人類の歴史の結果としてとんでもない確率で今のあなたがいます。当然『運のいい人』であるはずです。」と結論付けています。

この話は、なんと47年前、就職活動の時に当時のパリミキの専務から聞いた話(「人間の歴史」として採用セミナーで講演)です。大学では、前年まで先輩方が、「そんなに高望みしなければどこでも入れる」と豪語していましたが、私の就職活動時は、状況が一変して就職難になっていました(「運が悪い」と思ってました)。その日も、いくつかの企業の面接を受け、面接官の反応に意気消沈していた時に、偶然、会場の下の階で開催されていたパリミキの就職セミナーでこの話を聞いて目からウロコ、一気に気分が晴れて、パリミキに入社しました。

入社以来、店舗に配属され3年ほどで移動があり、本社スタッフになってからも、だいたい3年ごとに新たな仕事についてきましたが、このパリミキアセットでは、昨年10年を越え、わたしの社会人人生で一番長いキャリアになります。この1年も、「私の強運」に皆様に、大いに「あいのり」していただけるよう頑張っていきたいと思っています。

磯野昌彦
執筆者
磯野昌彦
株式会社パリミキアセットマネジメント
代表取締役社長
さわかみ投信投資顧問のスタートアップメンバーとしての2年間の経験他、グループ企業のIR担当(インベスター・リレーションズ、投資家とのコミュニケーションをする仕事です)を10年間にわたって担当。評価される企業側として、ファンドマネージャーやアナリストから厳しい質問を受ける立場でしたが、当時、「この人は手ごわい」「この人は勉強不足」などと、各人を個別評価することで、どんなファンドマネージャーやアナリストが優秀かを見極める力がつきました。今は逆の立場で厳しい目でファンドを評価しています。

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