ファンド仲間から

2019年09月11日

精密機器メーカーに長年勤務して、数年前に定年を迎えました。 最近新聞を読んでいますと、毎日のように世界中で、米中貿易戦争を筆頭にイギリスのEU離脱問題など経済の危機につながる話題に翻弄されています。かたや日本では、老後の資産が2000万円足りないという話で、一時大騒ぎしたと思えば、いつの間にか消費税が増税になることが決定してしまいました。

こういった状況の中で、株式投資などでいかに資産を増やして行けばよいのかを危惧している方も多いのではないでしょうか。

実は、定年を迎える約10年前に、米国勤務から帰国した人から、米国では、勤続している約20年で、年金などの積み立てた資産が約3倍になり、日本では資産は、約1・5倍しかならないと聞きその差に愕然としました。米国は全体資産の株式保有ウェイトが、4割以上と高く、個人や年金基金が株式投資を中心に資産を拡大していると言うことでした。これをキッカケに、自らが知らないといけないと投資全般のセミナーや書籍を読んで勉強しながら、株式投資を始めました。現在でも株式投資は好きなので、特定の分野に絞った株式投資を継続しておりますが、世界中のプロが市場に参入しているわけですので、優れたパフォーマンスをあげるのは容易ではありません。自分の弱みを補ってくれる投信はないかとセミナーに参加している中で、個々に素晴らしい実績を上げている直販投信の皆様と出会いました。

そういった中で、直販投信を束ねているファンドがあると聞いて、5年位前にクローバーのセミナーに参加させていただいたのが始まりになります。正直にお話ししますと最初は、投信側と手数料が2重になるので直接投信を購入した方がいいのではと思った時期もありました。セミナーに何回か参加させていただく中で、多根社長の書いた「スイス人が教えてくれたガラクタではなくヴィンテージになれる生き方」に直接触れさせていただく中で、考えが変わりました。個々に優れた特定の分野の投信はあると思いますが、変化する株式市場の中では、プロでさえ継続して実績を上げるのに苦しんでいると思います。その時々にどういった市場状況で、どの分野に特定したファンドが良くなっていきそうだとかファンドの選定も重要です。逆に有名だとか総花的なファンドは、インデックス並みなので、手数料が無駄になります。

クローバーは、この各種投信の選択を個人投資家目線で、行っていく。これがまさにスイスを発端とするプライベートバンクの新たなスタイルではないかと気づいたのです。 前々からスイスのプライベートバンクに関心があり敷居が非常に高いなと感じていましたが、こういった積立式スタイルであれば、資産の大きい方はもちろん、若い世代の方や投資に自信のない方でも、長期的に積み立てる方式は比較的安心です。米国の運用方法に一歩一歩近づけば、資産の面でも日本は、豊かになれるのではと最近感じています。

執筆者:光野博之

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