最近子どもが学校から、「スクールカウンセラー便り」をもらってきたのですが、テーマが「レジリエンスを高めよう」でした。
レジリエンス(resilience)とは、日本語にすると「弾力性」「回復力」「しなやかさ」を表す言葉で、心理学においては、トラブルや困難な状況に見舞われた際に、逆境をはねのけて回復することとして使われているようです。
わかりやすい例えとして、ゴムボールで説明されていました。ゴムボールは押すと凹むけれど、元に戻ります。この元に戻る力がレジリエンスです。
ひとは誰しも大なり小なりストレスを抱えて生活しています。上手にストレス発散ができる人もいれば、自分でも気づかない(気づかない振りをしている)うちにどんどんストレスが蓄積して心のバランスを崩してしまう人もいます。
レジリエンスを高めるには、どうしたらいいのでしょうか。残念ながら、お便りには1月号で詳しく紹介します!となっており、具体的な事はわかりませんでした。
少し調べてみて、私なりの解釈ですが、自分の性格、得意不得意などを理解した上で、必要以上に自分を責めず、無理をし過ぎず、直面している困難は自分が成長する試練と捉えて対応し、手に負えない時は他の人に頼る事ができれば良いのかなと思います。
とは言え、なかなか実践するのは、難しいでしょうし、どうしても凹んだままなら、一旦置かれている環境から離れて、心のバランスを整えることに集中することが大事だと思います。
子供達も成長する過程で色々な困難に遭遇すると思いますが、柔軟に対応できる力をつけて欲しいと思います。
私自身は、ひと昔前に流行った「鈍感力」に長けているので、美味しい食べ物を食べて良く寝たら大抵元気になります。最近の楽しみは、お菓子作りにはまった主人の力作を頂く事です。糖質の取りすぎには注意しながら楽しんでいます。
執筆者:渡辺友子