大好きがいっぱい ~長崎~

2023年03月09日

一気に花たちが咲き始め、私の大好きな季節がやってきました。

先日、縁がある方のイベントがあり長崎に行ってきました。私は中学校の修学旅行以来、主人は初めてだったので、久しぶりにガイドブックを熟読しました。

出発前日、東京は大雪予報なのに羽田空港近くのホテルを予約しなかった不安を抱えながら当日を迎えましたが、電車から美しい朝焼けを見て一安心。地上からも上空からも富士山が美しい姿を見せてくれました。

長崎駅に着いて、まずは知人おすすめのちゃんぽんに舌鼓。一緒に頼んだ春巻きも絶品。

奥様が長崎出身の多根社長から貴重な砂糖を使えた文化があるから何を食べても美味しいと聞いていたので納得。ホテルに着いて散策を始めると活水女子大学のあるオランダ坂が出現。中学生時代に歌詞の美しさと透明な声に夢中になったさだまさしの「活水あたりはまだ絵はがきどおりの坂♪」の一節が40年ぶりに蘇りました。

その辺り一帯は東山手洋風住宅群。蝶々夫人がピンカートンを待っていた家はこの辺りが舞台になっているそうで、洋館から長崎港を眺めて「ある晴れた日に♪」を歌い上げました(もちろん心の中で)。南山手のグラバー園へ行くと、なんとプッチーニ像と日本で初めて国際的な名声をつかんだオペラ歌手の三浦環像が鎮座。グラバー氏の功績を学び、晩年キリンビールの創設に関わったとのことで、主人の大好きが初登場。この時点で二人のテンションはマックス。

クールダウンに食べた果物屋さんの「いちごパフェ」が絶品。夜は稲佐山の世界新三大夜景を堪能。これにはオマケがあって、翌週訪れた苗場で稲佐山をイメージして作ったとユーミン本人が解説して歌った「私を忘れる頃♪」を聞き、天にも昇る気持ちとはこのこと。夕食は海鮮と日本酒。海鮮の美味しさは当然のことながら、日本酒も最高でした。さらに、貴重な砂糖を使った贅沢の極みである「カステラ」。今回のお土産はカステラ一択にして、色々なお店の違いを楽しみ至福のひと時を過ごしました。

そして、平和への願いを象徴する平和祈念像。「平和」であるからこそ、こんなに沢山の大好きに出会えることが出来たのだと感じることができた旅でした。

執筆者:森京子

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