S&P500・ナスダック100で「包み陰線」が出現

2025年08月01日

昨日のS&P500とナスダック100で、「包み陰線」(英語:bearish engulfing candle)が出現しました。

「包み陰線」とは?

前日のローソク足を上下ヒゲまで完全に包み込むようなローソク足のこと。

ローソク足チャートパターンの一つで、高値圏や上昇トレンドで発生した場合、 強い下落トレンド転換のシグナルとなります。

 

日足ベースなのであくまで短期の話ですが、これが中長期の起点になるかどうか、今後の動きには注視していきたいと思います。

宇野隆一郎
執筆者
宇野隆一郎
株式会社パリミキアセットマネジメント
ファンドマネージャー
1988年に富士銀行(現みずほ銀行)に入行し、主に国際部門を中心に国内及び証券部門にて従事。1998年には当時のスイス富士銀行(スイス・チューリッヒ)に駐在し、プライベートバンキングや運用の奥深さを体現し、以来マーケットの魅力に取りつかれました。2004年にドイツ銀行のプライベートバンキング部門に転職。その後独立し、ファミリーオフィスの運用を担当。1か月の内、約半分近くを海外に出張し、年間約100以上の世界中のファンドマネージャーとミーティングを行っていました。その時に、多根さんと出会いました。2009年にシンガポールに拠点を移し、ファンドに限らずあらゆる金融商品の運用を行い、2017年に帰国後も個人投資家として相場・トレードの研究に勤しんでまいりました。相場で大切なことは大局観であり、ファンダメンタル同様、時間と価格の分析も行いながら大局観を把握し、それに見合った旬なファンドを常にアップデートしていきたいと考えております。

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