私が投資を始めたきっかけ

2024年08月09日

私が「コドモファンド」に投資を始めたのは2013年からで、もう10年以上になることに気づきました。

今回は、私が投資を始めたきっかけについて書いてみたいと思います。

私は大学で数学を教えています。

私のポジションは、一応「専門職」とみなされていて、仕事の時間配分には自分の裁量の余地が大きくて、その意味では快適です。しかし、立場は「サラリーマン」で、残業手当もないので、毎月の収入は完全に「定数関数」です(微分するとゼロになるんですよ)。

 

私は「インフレになると恐ろしい」という「トラウマ」を抱えているので、それが投資を始めた動機でした。

トラウマの原因の1つは、オイルショックに伴うインフレの経験でした。

といっても、オイルショックの時はまだ高校生で、直接の苦労はなかったですが、親が四苦八苦していたのをみていたので、インフレ怖いよー、という感情が刷り込まれました。

インフレ恐怖のもう1つの理由は、ヨーロッパへの旅行です。

最初にヨーロッパに行った時には、1ドルが250円の時代でした(まだユーロなどはない時代ですが、ヨーロッパの通貨も大体ドルに連動していました)。この時は、宿も食事も高くて、旅行するのに大いに苦労しました。

次のヨーロッパ旅行の時は、1ドルが120円になっていて、いいホテルにも気楽に(?)泊まれてしまうし、ウハウハでした。

この2回の旅行体験の違いは、為替レートの差で、インフレのせいではないです。しかし、「自分の財布」にとっては、恐怖を引き起こすのに十分な体験で(ああ、最初の旅行の苦労が思い起こされる)、これはインフレの脅威と同じです。

それなのに、アベノミクスで「インフレにする」という国策が打ち出されてしまいました。それで、慌ててインフレ対策を勉強した結果、コドモファンドに辿り着きました。

 

投資を始めてみると、セミナーを通じて、「オイルショックとはなんだったのか」もわかったりしました。こういうのは「大人の世界史」の勉強をしているようで、楽しいです(普段は浮世離れした生活をしているもので)。

ということで、今後も、よろしくお願いします。

執筆者:中島匠一

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