「個人投資家との出会いから　 たねころ山農園へ」

１．個人投資家との出会い　

直販投信のセミナーや報告会に参加するうちに、個人投資家の方々との出会いが始まりました。セミナー後の皆さんとの語らいや飲み会はとても楽しく、それぞれの投資スタイルは異なっていますが、直販投信への投資は共通していました。

私は草食投資隊（コモンズ、セゾン、レオス）のイベントに定期的に参加し、積立投信をしていることを話しました。語らいの中で、「クローバーさんも始めたら？」と紹介されました。

２．クローバーさんとのお付き合い

多根社長の書籍「スイス人が教えてくれたがらくたではなく、ヴィンテージになれる生き方」を拝読し、多くの共感を得ました。

・書籍の帯の【時間とお金を味方にする！】

・１５１頁：均一の野菜、不揃いの野菜どっちがヴィンテージ

クローバーさんのセミナーは当時・銀座パリーミキのおしゃれな会場で、投資家仲間も参加していました。

セミナーの中で、自分の五感で以下を確認。

①一貫した投資哲学

②社長、運用者の顔

③組入ファンドの担当者からの報告

④定期的な情報提供

驚いたのは

⑤セミナー後のワインや手作りパンのおもてなし。私の畑の野菜と同じ狙いの有機野菜を堪能。味覚の満足度も高く、クローバーさんの積立を開始。

３．晴耕雨読：実験農場による思考・試行の体験

畑作業では、できるだけ手間（期間・時間）を掛けます。藁・米ぬか・除草などで堆肥を作り、固定種のタネを買い、化学肥料を使わずに野菜栽培することは、大変なことと分かりました。

土の耕し方、種まき時期、水のやり方を変え、近隣の畑をしているベテランからの助言ももらいます。思考・試行し、失敗を体験することもありますが、実験農場と割り切っています。

【時間とお金を味方にする！】ために、

・時間：畑作業時間を確保するため、日本株投資はしない。

日経平均や為替・金利変動で貴重な時間を取られないため。

・お金：風雨で外作業ができないときは、投資状況をチェック。

ほっぽらかしで、数か月ぶりに確認することも多いです。

【不揃いの野菜】は、低農薬を説明し、近所の方にプレゼント。

４．たねころ山農園での新たな体験

芋ほり、焼たてピザ、お茶会と新たな体験をしました。

クローバーのスタッフの皆さんが毎回手作りの企画をし、持参した前日掘った、塩ゆで落花生もおいしいと言われ、うれしい限りです。

伊豆の日差しをたっぷり浴びて、宇佐美の海を眺め、おいしく楽しく、長期投資を通じて新たな友人関係を増やすことができました。ログビルダーさんから、ピザ窯を作ったら？の助言もいただき、チャレンジしようかと考えています。信頼できる専門家に個性あるファンドの運用を委ね、果実としての【時間とお金を味方にする！】を提供していただけるクローバー・アセットさんには　感謝。

執筆者：小峰　智