皆様、初めまして、伯井誠典と申します。正直に告白しますと月次レポートは今回初めて読みました。皆様の味のある文章を読んで安請け合いを後悔しておりますが若輩者の拙文にお付き合い願います。
私とクローバーの出会いは奥出雲多根自然博物館です。長男の将来の夢は恐竜博士。ボロボロになるまで読み込まれた恐竜図鑑の「恐竜に会える博物館」コーナーに、「めずらしい泊まれる博物館」との紹介。夏休みの家族旅行先が奥出雲に決定しました。
「砂の器」の舞台である亀嵩の近く、JR木次線はスイッチバックで中国山地を越えるという僻地ですが、美味しい仁多米、出雲そば、温泉、たたら製鉄の遺構、何とも心に残る風土です。
博物館には恐竜の全身骨格等が展示されており、懐中電灯を持ってナイトミュージアムを探検出来ます。最上階のレストランは地元のおばちゃんがスタッフで良き雰囲気でした。
博物館の中でも私たち家族のお気に入りの場所が、写真にもあげた図書室です。ゆったりしたソファーが置かれ、自然科学系や出雲関係の本が豊富で日常読まないような本をゆっくりと読むことが出来ます。子供が恐竜の本を読んでいる間、私の目に入った赤い本。
「スイス人が教えてくれたがらくたではなくヴィンテージになれる生き方」。この図書室に置かれていることに違和感を覚え手が伸びました。その内容に衝撃を受けたとか、目から鱗が落ちたとかいう感覚では無かったと記憶しています。大阪に帰ってから、博物館も貴重なコレクションを創業者の地元に還元し雇用や活力を生み出すものだと知り、その振る舞いと本の内容が重なり説得力をもって、私の中にしっくりと馴染んできた感覚でした。
私が多根さんの著作に共感した点をあげると、「ホンモノの運用」は儲けるためではなく「お金から自由になる」ためのものである、スイスではファンドを親子代々引き継いで保有している等の長期的な時間軸、欧州的な価値観です。その価値観の合致を確認する貴重な機会がセミナーだと感じています。
将来、奥出雲で出会った多根さんのファンドだよと言って子供に引き継ぎたい。その日までクローバーや仲間の皆様とご縁を頂き、時間を重ねて行きたいと思います。よろしくお願いいたします。
執筆者:伯井 誠典
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