私と長期投資の出会い

2022年02月09日

クローバーアセットマネジメントの顧客の皆様、初めまして大原幹之と申します。

私と長期投資の出会いはもう彼是、20数年前になります。当時は父親の廃業したバブル期の債務整理に目途がつき、一息ついた頃でした。

二度とあんな経験をしたくないと、心底思っていた私は、余裕の生活は事業を成功させる以外ないと思っておりました。

『金持ち父さん貧乏父さん』の一冊の本との出会いが投資家人生のはじまりです。著者はサラリーマンのまま長期的投資家になることも勧めていました。

『そうか安定的に収入得て、少しずつ投資していれば、老後は余裕がある暮らしができるんか』

そう考えた私は早速、雑誌『日経Zai』を購入、そこでさわかみ投信を知りました。

株といえば、ギャンブルに近い印象をもっていましたので、まだ、投資を始めず一年間は新聞の株価ばかり見ていました。ITバブルがはじけてひところ収まった頃で、『金融ビックバン、自己責任、ハゲタカファンド』、そんな言葉が飛び交っていました。

相場が比較的安定的だったので、さわかみ投信を自積で購入開始、いよいよ投資家としてスタートです。そんな折、財政構造改革と郵政民営化をスローガンに小泉内閣が発足。あっという間に日経平均株価が下落過去最低を記録、当時はようやくバブル期のメスが入り期待の下落で私も楽観視していました。その後、あれよあれよと株価が急上昇、こんなに急に値上がりするなんて、また急落するはずだ、逆に怖くなった私はさわかみ投信に電話をし、澤上社長(現会長)と話ができ、「上がって怖いといった奴は初めてだ」と言われたのが、懐かしい思い出です。

今はわかりませんが、当時は気軽にお話ができたのです。

 

その後、『守・破・離』の言葉があるように、さわかみ投信依存ではなく、自分の頭で考える武者修行の旅に出ます。長期投資の結果は、時間が経たないとわからないのです。その間にいろんな独立系投信が誕生します。お世話になった石津さんを思い出し、クローバーさんと再会します。

長期投資はよく航海に例えられます。凪もあったら時化もあります。私の経験則では、時化といわれる相場が下がったとき、投資家として鍛えられていると思います。(その時は辛く長く感じるのです。(涙))

しかし、上がったとき、その苦しさに耐えた分、喜びも大きいのです。

この先どうなるかわかりませんが、今できることを必死のパッチでやっていきます。

最後までお付き合いいただきありがとうございました。

執筆者:大原 幹之

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