先日弊社の「パリミキアセット誕生&『JAPAN IS BACK』出版記念パーティ」においても少しお話をさせていただきましたが、日本が30年ぶりにデフレから抜け出し、今後長期のインフレ時代に入ることによって、私は日本人でワールドワイドに活躍する人材がすごく増えてくるのではと考えております。
主な根拠は、インフレ時代に転換することで、①日本人全体がデフレ時代に比べて行動がスピードアップし仕事をする時間が増えること、②企業の投資資金が増えることによって研究開発費も増え、それに伴い日本人、日本企業から新しい発見や新商品が今まで以上に増えていくのではないかと思われるからです。
また今まで世界の先進国の中で、唯一デフレで苦しんでいた日本が他の多くの国々と同じインフレの下、様々な分野で競争できるようになることでしょう。
ただ、これは別に今後全ての人々が自然に幸せになるという訳ではなく、デフレの低金利で生き延びてきた企業などは金利上昇やコスト増で経営は苦しくなるなど、生きるのが楽な時代が終わり、必ずしも万人にとって幸せな時代ではないかもしれません。より豊かに生きる為には人、及び資産も英語でいう“Back to work”ではないかと思うのです。人々は時代の転換を認識し、時代に沿うように今までの行動を一度見直す必要があると思います。
最近、野球やサッカーをはじめ世界最高リーグなどで活躍する日本人選手が増えてきています。これが偶然であるかどうかは未だに自分はインフレとの関連性を整理できていないでいますが、今後もスポーツに限らずあらゆる分野で世界で活躍する日本人が多く輩出されてくることを願いますし、そのような時代が来るのではと肌で感じている次第です。
資産の”Back to work”につきましては、お客様の大切な資産を預かる運用会社が今まで以上に重要な役割を担うことになることを肝に銘じて切磋琢磨していく所存です。
これからもパリミキアセットをどうぞ宜しくお願い申し上げます。