【ドル円】上昇トレンドが終了するか否か?

2025年12月16日

現在のドル円は、「10月以降の上昇トレンドが終了するか否か」の水準にきていると考えます。

日足チャートを見ると、直近では11/20と12/10にダブルトップを形成しています。

【下落トレンドに入る可能性が高いのは…?】

・前回の安値 154.34円(12/5)を下回る場合

・今週末の終値で明確に154.60円を下回る場合

 

今週の米雇用統計、小売売上高(12/16)、米CPI(12/18)、日銀金融政策決定会合(12/19)は特に注目です。

宇野隆一郎
執筆者
宇野隆一郎
株式会社パリミキアセットマネジメント
ファンドマネージャー
1988年に富士銀行(現みずほ銀行)に入行し、主に国際部門を中心に国内及び証券部門にて従事。1998年には当時のスイス富士銀行(スイス・チューリッヒ)に駐在し、プライベートバンキングや運用の奥深さを体現し、以来マーケットの魅力に取りつかれました。2004年にドイツ銀行のプライベートバンキング部門に転職。その後独立し、ファミリーオフィスの運用を担当。1か月の内、約半分近くを海外に出張し、年間約100以上の世界中のファンドマネージャーとミーティングを行っていました。その時に、多根さんと出会いました。2009年にシンガポールに拠点を移し、ファンドに限らずあらゆる金融商品の運用を行い、2017年に帰国後も個人投資家として相場・トレードの研究に勤しんでまいりました。相場で大切なことは大局観であり、ファンダメンタル同様、時間と価格の分析も行いながら大局観を把握し、それに見合った旬なファンドを常にアップデートしていきたいと考えております。

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