インフレ時代の到来「資産は“増やす”から“守る”の時代に!」~今、なぜ投資なのか?インフレ時代に投資を薦める理由~

2025年10月07日

30年振りに、日本にもインフレの時代がやってきました。

「昔は〇〇円で買えていたのに!」

このように、モノの値段の変化に驚いた経験はありませんか。

モノやサービスの値段が上昇し続ける状態のこと

これを「インフレ(インフレーション)」といいます。

 

 

インフレとは、「現金の価値が下がる」ということ

 

インフレについて考える際に併せて押さえておきたいのが、「インフレ率」という言葉です。

これは、物価の上昇率を表しており、例えば「インフレ率2%」は、1年で物価全体が2%上昇したことを示します。

 

では、インフレ率2%の世界では、モノの値段はどうなっていくのでしょうか?

例えば、車の値段で考えてみましょう。

現在100万円の車があったとします。値段が2%ずつ上昇していくので、来年には102万円、再来年には104万円、、、10年後には、なんと約121万円になってしまいます。

このように、10年前には100万円で買えた車が、121万円になっていたらどう感じますか?当然ながら「前より高くなったな」と思いますよね。

 

でも実はこれ、車がさらに高級なものになったわけではなく、お金の力が弱くなったということを意味します。

より多くのお金を払わないと買えなくなる。これが、インフレで「現金の価値が下がる」ということなのです。

実際にインフレ率2%で計算したグラフ(下)を見てみると、年々価値が下がり、現在の現金100万円の価値は、10年後には82万円まで下がってしまいます。

 

投資をした場合・しなかった場合

以下は運用しなかった場合と運用した場合の10年後の資産価値比較です。

① 運用なし(100万円をインフレ率2%で、そのまま現金で持ち続ける)

② 運用あり(100万円で年利6%の投資信託を購入し、運用し続ける)

先ほどの車の話と同様に、投資をせず現金で持っていた人の100万円は、インフレによってお金の価値が下がり、82万円分の価値になってしまいました。

 

 

今後のインフレ率予想

今回、インフレ率「2%」を前提にお話ししてきました。

しかし、日本のインフレ予想は、2030年まで約2%が継続することが発表されており、実際にそうなる可能性が十分にある数値なのです。

 

一見すると何も変わらないように感じますが、来年2%、再来年も2%という予想だとすると、

今100万円のものが来年には102万円(100万円から+2%)、再来年には104万円(102万円からさらに+2%)となります。

つまり、「現状維持」ではなく物価は上がっているのです。

インフレ率がこの予想を上回った場合は、資産はもっと目減りしてしまいます。

 

 

インフレ時代、「投資をしないこと」がリスクに?

 

 

「投資って難しそう」「お金が減ってしまうのではないか」

そんな不安から、なかなか一歩を踏み出せない方も多いかもしれません。

ですが、今の時代、その選択が本当に“安全”と言えるのでしょうか?

物価は年々上がり続けています。

このままインフレが進めば、あなたの大切な現金資産が静かに、そして確実に減っていくことでしょう。

「投資をしない=ノーリスク」ではありません。むしろ、投資をしないことがリスクになるかもしれません。

あなたの資産を守るために、資産運用という選択をしてみませんか。

 

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皆さまの資産形成にぜひお役立てください。

宇野隆一郎
執筆者
宇野隆一郎
株式会社パリミキアセットマネジメント
ファンドマネージャー
1988年に富士銀行(現みずほ銀行)に入行し、主に国際部門を中心に国内及び証券部門にて従事。1998年には当時のスイス富士銀行(スイス・チューリッヒ)に駐在し、プライベートバンキングや運用の奥深さを体現し、以来マーケットの魅力に取りつかれました。2004年にドイツ銀行のプライベートバンキング部門に転職。その後独立し、ファミリーオフィスの運用を担当。1か月の内、約半分近くを海外に出張し、年間約100以上の世界中のファンドマネージャーとミーティングを行っていました。その時に、多根さんと出会いました。2009年にシンガポールに拠点を移し、ファンドに限らずあらゆる金融商品の運用を行い、2017年に帰国後も個人投資家として相場・トレードの研究に勤しんでまいりました。相場で大切なことは大局観であり、ファンダメンタル同様、時間と価格の分析も行いながら大局観を把握し、それに見合った旬なファンドを常にアップデートしていきたいと考えております。

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