FOMCとドル円の行方

2025年09月17日

📢本日まで2日間かけて開催されるFOMC

今晩は、パウエル議長の記者会見&SEP(経済見通し)発表。

 

💡政策金利

既にマーケットは0.25%の利下げを完全に織り込み済み。

マーケットを混乱させないためにも、「0.25%の利下げ」が高確率で想定される。

(万が一0.5%利下げの場合、マーケットは荒れる)

 

🔎注目点

その後の記者会見で、現状の雇用とインフレをどのように今後の政策金利に反映させるか。

 

下の図は、ドル円の週足です。

7月以降、146~149円の狭いレンジで推移してきたことから、そろそろ今回のイベントで大きく動くのではと考えます。

現状の遅行スパン(当日のローソク足を26単位遅らせて表示した線)の位置から、どちらかといえば円高 (下方向)へ放れる可能性の方が高いと考えています。

 

週の終値が145.7円を割って引けたら円高(下)、

149円を明確に上回って引けたら円安 (上)へトレンドが出る可能性があります。

宇野隆一郎
執筆者
宇野隆一郎
株式会社パリミキアセットマネジメント
ファンドマネージャー
1988年に富士銀行(現みずほ銀行)に入行し、主に国際部門を中心に国内及び証券部門にて従事。1998年には当時のスイス富士銀行(スイス・チューリッヒ)に駐在し、プライベートバンキングや運用の奥深さを体現し、以来マーケットの魅力に取りつかれました。2004年にドイツ銀行のプライベートバンキング部門に転職。その後独立し、ファミリーオフィスの運用を担当。1か月の内、約半分近くを海外に出張し、年間約100以上の世界中のファンドマネージャーとミーティングを行っていました。その時に、多根さんと出会いました。2009年にシンガポールに拠点を移し、ファンドに限らずあらゆる金融商品の運用を行い、2017年に帰国後も個人投資家として相場・トレードの研究に勤しんでまいりました。相場で大切なことは大局観であり、ファンダメンタル同様、時間と価格の分析も行いながら大局観を把握し、それに見合った旬なファンドを常にアップデートしていきたいと考えております。

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