おいしい パン生活

2019年06月11日

京都のうちの実家は、清水寺や三十三間堂の近くの庶民的なエリアにあって小学生くらいまで築150年くらいの典型的な町屋(今でこそ見直されてますが、当時はとんでもなく古臭いと思ってました)でしたが、老朽化してるので立て直しました。その時、近代的なキッチンにしたいという母の希望でガスオーブンが導入されました。ただ、記憶をたどっても、特に素晴らしい料理が出てきた記憶はありません。両親は書店を営んでいて、もちろん店頭にはいろんな本があったのですが、私は料理本にも興味を持って、高校生くらいだったと思いますが、シュークリームを作ってみたんです。「すごい!」と近所で評判になって、オーブンというものを活用することを覚えました。といっても年に数回、実験でやっていた感じです。

24歳で結婚してから、家内(結構手作り好きな家庭環境で育った)の厳しい指導で、料理というものを本格的に始めることになりました。30代前半で一軒目の家を買ってすぐ、2年ほど単身赴任になったので、その間は、ある材料でお手軽料理!を実践していました。そのころ、時々自宅に帰った時に人を招いてごちそうする事が趣味として定着しました。

まだ、本格的ではなかったですが、パン焼き、燻製づくり、ケーキなどをはじめました。ほんとにはまり込んだのは、40代半ばに海外出張が多くなって、あちこちでいろんなものを食べる機会を得てからです。お土産には、スーパーで食材、スパイス、調理器具などをゴッソリ買ってくるようになりました。

パン作りがさらに本格的になってきたのは、やはりクローバーのセミナーで皆さんに喜んでもらえるようになってからですね。2013年の晩秋に大阪 心斎橋の旧セミナー会場で石津さんに相談したんです。「なかなか皆さんとなじめないんで、年明けに新年会という形で、手作りパーティー形式でやりましょうか。簡単なパンくらい焼きましょうか?」「いいですね!やりましょう。」から始まりました。初めに大ウケしてしまったんで、やめられなくなったんです。

期待されるものですから、どんどん新しいバージョンを研究するようになりました。今後の夢は、おいしい食パンを作ること。フランスパン生地で作るパン・ドゥ・ミ(外カリカリ中ふわふわの食パン)にも、まだトライしてないんです。

磯野昌彦
執筆者
磯野昌彦
株式会社パリミキアセットマネジメント
代表取締役社長
さわかみ投信投資顧問のスタートアップメンバーとしての2年間の経験他、グループ企業のIR担当(インベスター・リレーションズ、投資家とのコミュニケーションをする仕事です)を10年間にわたって担当。評価される企業側として、ファンドマネージャーやアナリストから厳しい質問を受ける立場でしたが、当時、「この人は手ごわい」「この人は勉強不足」などと、各人を個別評価することで、どんなファンドマネージャーやアナリストが優秀かを見極める力がつきました。今は逆の立場で厳しい目でファンドを評価しています。

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