磯野画伯 ものがたり

2020年06月09日

私、結構いろんな趣味がありますが、今回は水彩画のお話をします。

始めたのは、2013年春。ちょうど前職の金鳳堂(メガネ小売店)から、クローバー・アセットマネジメントに移籍する時期でした。毎年3月に、母校 関西学院大学のOB会の趣味のクラブ「水彩画スケッチ展」が京橋でスケッチ展を開催していました。当時から、同大学のOBで、首都圏で活躍する経営者の会の幹事もしていて、その会の先輩が水彩画もやっていて「ちょっとスケッチ展見に来いよ!」とおっしゃるので、会社も近いので軽い気持ちで見に行ったんです。行ってみると、それほどセンスのある先輩じゃなかったのに、それなりの絵になってるんですね。「先輩でこれくらい描けるんだったら、僕なんかすぐ上達しますね。」と思わず言ってしまったんです。「そんなこと言うなら、やってみろ!」と言われて、仕方なくスケッチ会に入りました。講師の五十嵐吉彦先生も大学の大先輩で、NHKの教室や旅行会社とタイアップした地中海クルーズの水彩画教室、もちろん著書も多数、そんな先生にその場で紹介されて、申し込んでしまったんです。

そのころは、両方の会社に籍があったので、月一回の土曜スケッチ会にもなかなか出席できず(半分くらい出席だったかな)、あっという間に一年が経過、一年のスケッチ会の総決算の作品を展示する初めてのスケッチ展となりました。といっても、展示会に出せるほどの作品が出来ているはずもなく、窮地に追い込まれました。

たまにスケッチ会に出たときに五十嵐先生が「画面を色で埋めてしまうんではなく、紙の白地をそのまま生かしてください。」とおっしゃってました。春のスケッチ展のことはもともと気になっていて、教室に参加できないまでも、絵を描くことを想定して写真を撮りためていたんです。その中に、前年に家族でスキーに行った白馬の写真でピンときました。 淡いブルーグレーで凹凸を表現して作品を仕上げました。先生にOKをいただいて展示してみると会場には、雪景色を題材にした作品は一枚もなく、「いいとこに気が付いたね。」と先生に褒められたのを今でも覚えています。 それがきっかけで、相変わらず土曜スケッチ会には年に半分くらいしか参加できませんが、今も続けています。 3月の水彩画展が迫ってくると写真を見ながら、徹夜で一気に3枚くらい仕上げるのは今も変わらずです。

この春も、3月のスケッチ展締め切り直前に徹夜で3枚仕上げ何とか先生にOKもらいましたが、なんとその展示会自体がコロナ禍でキャンセルになりました。来年に向けて今年はまじめに頑張りたいと思っています。

磯野昌彦
執筆者
磯野昌彦
株式会社パリミキアセットマネジメント
代表取締役社長
さわかみ投信投資顧問のスタートアップメンバーとしての2年間の経験他、グループ企業のIR担当(インベスター・リレーションズ、投資家とのコミュニケーションをする仕事です)を10年間にわたって担当。評価される企業側として、ファンドマネージャーやアナリストから厳しい質問を受ける立場でしたが、当時、「この人は手ごわい」「この人は勉強不足」などと、各人を個別評価することで、どんなファンドマネージャーやアナリストが優秀かを見極める力がつきました。今は逆の立場で厳しい目でファンドを評価しています。

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