アフリカの地を踏む

2021年06月09日

初めて『えーでるわいす』に投稿します、新入社員の中川亜美です。まずは、私の自己紹介をさせていただきたいと思います。

1998年生まれの静岡県出身で、チャレンジャーな性格です。幼少期から自分の興味があることには何でも挑戦してきた結果、ピアノ、空手、テニス、ギター、インドネシア語に農業…など紹介しきれません。そして現在、大学の専攻とは全く異なる金融の世界に入っています。就職活動中は、自分の過去について聞かれる機会が多くありました。しかし、私の場合は多種多様すぎて戸惑われることがほとんどでした。長所とも短所とも言える、非常に悩ましい性格です。

そんな私が大学時代経験した一番の宝である、ルワンダスタディーツアーを紹介します!

 

ルワンダ虐殺を学ぶ

ルワンダ虐殺とは、1994年、ルワンダに住むツチ族とフツ族の間で発生したジェノサイドを指します。これにより、約100日間で80万人が亡くなったといわれています。

皆さんは、ツチ族とフツ族の違いは何だと思いますか。宗教でしょうか。それとも住んでいる地域でしょうか。いいえ、実は違いはないのです。ルワンダを植民地として支配するため、彼らは他国によって意図的に2つの民族に分けられました。ルワンダにおけるジェノサイド発生には、この支配体制が大きく関わっています。

 

私はこの虐殺をより深く学ぶため、ツアーに申し込みました。1年かけてようやく貯めた50万円の旅費を振り込み、口座の残高を確認した時は手が震えたのを覚えています(笑)

 

現地では、虐殺の現場となった教会や元少年兵施設、コンゴ民主共和国との国境などに行きました。左上の写真はその国境の様子です。写真には写っていませんが、防護服姿でエボラウイルスの検査を行う人たちがいました。コロナが大流行している今、防護服は見慣れたものになりましたが、当時はとんでもないところに来てしまったと思ったものです。

教会に行き大量の遺品や遺骨を見た時、亡くなった方の写真が部屋中に飾られている虐殺記念館に入った時、言葉が出ませんでした。

一方、朝から雨が降ると従業員が誰も出勤せず勝手にコテージのキッチンを借りて朝食をとったり、従業員と1時間半も踊り続けたりとアフリカらしい楽しい時間も過ごすことが出来ました。

このツアーは私にとって、ルワンダのポジティブな面とネガティブな面の両方を自分の目で確かめることができた貴重な経験です。

 

今は国内旅行さえ難しく、ましてや海外に行くことも出来ない状況が長く続いています。新しい場所に行き、また新しい発見ができる日々が待ち遠しいですね。

執筆者:中川亜美

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