“Back to work(仕事に戻る)”の時代

2023年10月11日

先日弊社の「パリミキアセット誕生&『JAPAN IS BACK』出版記念パーティ」においても少しお話をさせていただきましたが、日本が30年ぶりにデフレから抜け出し、今後長期のインフレ時代に入ることによって、私は日本人でワールドワイドに活躍する人材がすごく増えてくるのではと考えております。
主な根拠は、インフレ時代に転換することで、①日本人全体がデフレ時代に比べて行動がスピードアップし仕事をする時間が増えること、②企業の投資資金が増えることによって研究開発費も増え、それに伴い日本人、日本企業から新しい発見や新商品が今まで以上に増えていくのではないかと思われるからです。
また今まで世界の先進国の中で、唯一デフレで苦しんでいた日本が他の多くの国々と同じインフレの下、様々な分野で競争できるようになることでしょう。

ただ、これは別に今後全ての人々が自然に幸せになるという訳ではなく、デフレの低金利で生き延びてきた企業などは金利上昇やコスト増で経営は苦しくなるなど、生きるのが楽な時代が終わり、必ずしも万人にとって幸せな時代ではないかもしれません。より豊かに生きる為には人、及び資産も英語でいう“Back to work”ではないかと思うのです。人々は時代の転換を認識し、時代に沿うように今までの行動を一度見直す必要があると思います。

最近、野球やサッカーをはじめ世界最高リーグなどで活躍する日本人選手が増えてきています。これが偶然であるかどうかは未だに自分はインフレとの関連性を整理できていないでいますが、今後もスポーツに限らずあらゆる分野で世界で活躍する日本人が多く輩出されてくることを願いますし、そのような時代が来るのではと肌で感じている次第です。
資産の”Back to work”につきましては、お客様の大切な資産を預かる運用会社が今まで以上に重要な役割を担うことになることを肝に銘じて切磋琢磨していく所存です。
これからもパリミキアセットをどうぞ宜しくお願い申し上げます。

宇野隆一郎
執筆者
宇野隆一郎
株式会社パリミキアセットマネジメント
ファンドマネージャー
1988年に富士銀行(現みずほ銀行)に入行し、主に国際部門を中心に国内及び証券部門にて従事。1998年には当時のスイス富士銀行(スイス・チューリッヒ)に駐在し、プライベートバンキングや運用の奥深さを体現し、以来マーケットの魅力に取りつかれました。2004年にドイツ銀行のプライベートバンキング部門に転職。その後独立し、ファミリーオフィスの運用を担当。1か月の内、約半分近くを海外に出張し、年間約100以上の世界中のファンドマネージャーとミーティングを行っていました。その時に、多根さんと出会いました。2009年にシンガポールに拠点を移し、ファンドに限らずあらゆる金融商品の運用を行い、2017年に帰国後も個人投資家として相場・トレードの研究に勤しんでまいりました。相場で大切なことは大局観であり、ファンダメンタル同様、時間と価格の分析も行いながら大局観を把握し、それに見合った旬なファンドを常にアップデートしていきたいと考えております。

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