現在のドル円・IMM通貨先物について

2025年04月30日

■ドル円

サポートの140円辺りから一旦反発
今までのサポートラインがレジスタンスになり攻防(図1)

■シカゴIMM通貨先物

円ロング(買い持ち)が約17.8万枚まで増加
→投機筋 の円買い持ちは過去最高水準に(図2)
投機筋とは、「レートの変動によって利益を得ようとする投資家」であるため、最終的にポジションを解消する必要があり、いつかは反対売買し円売りに動く

 

今後は、レジスタンスの144円を上回り、暫く戻るか、サポートの140円を下回って三尊天井が成立するかが見ものです。
トランプ政権の意向・主旨から、中長期の円高の見方に変更ないです。

 

宇野隆一郎
執筆者
宇野隆一郎
株式会社パリミキアセットマネジメント
ファンドマネージャー
1988年に富士銀行(現みずほ銀行)に入行し、主に国際部門を中心に国内及び証券部門にて従事。1998年には当時のスイス富士銀行(スイス・チューリッヒ)に駐在し、プライベートバンキングや運用の奥深さを体現し、以来マーケットの魅力に取りつかれました。2004年にドイツ銀行のプライベートバンキング部門に転職。その後独立し、ファミリーオフィスの運用を担当。1か月の内、約半分近くを海外に出張し、年間約100以上の世界中のファンドマネージャーとミーティングを行っていました。その時に、多根さんと出会いました。2009年にシンガポールに拠点を移し、ファンドに限らずあらゆる金融商品の運用を行い、2017年に帰国後も個人投資家として相場・トレードの研究に勤しんでまいりました。相場で大切なことは大局観であり、ファンダメンタル同様、時間と価格の分析も行いながら大局観を把握し、それに見合った旬なファンドを常にアップデートしていきたいと考えております。

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