2025年 新年にあたって

2025年01月16日

皆様、新年あけましておめでとうございます。

今年は、巳年、私どもが2013年3月に旧経営陣から会社を引き継ぎ、12年目となります。早いもので干支が一回りしました。蛇は年に何回も脱皮をし、そのたびに成長を加速すると言います。

2013年には、新しく「コドモファンド」を立ち上げ、直販を踏襲し独自スタイルのセミナーで集客し、既存のお客様のご紹介を中心に新規の顧客を拡大するという形をとってまいりました。同時に、たねころ山イベント(2017年~)やヴィンテージツアー(ジュネーブ、パリ、奥出雲など2018年~)など、お客様とかっこいいお金の使い方を体感していただくイベントも手掛けてきました。

一昨年は、クローバー・アセットマネジメントから、パリミキアセットマネジメントに社名変更、昨年2月にオフィスを中央区京橋から銀座2丁目に移転、さらに7月には、パリミキホールディングスの100%子会社になるなど、脱皮を繰り返してきました。今年は、もう一度新たな脱皮をして、積極的に新規顧客を拡大し、さらなる飛躍を目指す所存でございます。

昨年末までで、コドモファンドは、設定来(12年)複利年率8.21%、おふくろファンド(17年)同7.08%となっており、ボラティリティも低く、長期投資のベースにしていただくには最適のファンドだと自負しております。

昨年は、年初から新NISAがスタートし、多くの個人の方が資産運用を始められたと思います。同時に、オルカン(MSCIオール・カントリー・ワールド・インデックスに連動するインデックスファンド)やS&P500ETFの大ブームとなりましたが、昨年夏の暴落(8月5日)にはヒヤリとされた方も多かったのではないでしょうか。どちらも、組み入れ銘柄の時価総額比率に連動するように設計されているため、オルカンでは60%以上がアメリカ株、S&P 500ETFの組み入れ銘柄は、もちろんすべてアメリカ株ですが、その中でもマグニフィセント7(アップル、マイクロソフト、アルファベット、メタ、アマゾン、エヌビディア、テスラ)銘柄が全体の時価総額の3割を超えています。投資先の分散という観点からみると、ちょっと疑問を感じていました。

我々のファンドも、そうしたインデックスに組み入れられている銘柄を間接的には組み入れていましたが、8月のあの時点では、意識してそうした関連の持ち分を大きく減らして、キャッシュ比率を高め、下落を最小限にしました。アクティブファンドの真骨頂といえるでしょう。

 

我々は今後も皆様に安心していただける運用を心がけていきたいと思っていますし、今年は、優秀なアクティブファンドが大いに見直される年になると思って楽しみにしています。

本年も皆様のご支援よろしくお願いいたします。

磯野昌彦
執筆者
磯野昌彦
株式会社パリミキアセットマネジメント
代表取締役社長
さわかみ投信投資顧問のスタートアップメンバーとしての2年間の経験他、グループ企業のIR担当(インベスター・リレーションズ、投資家とのコミュニケーションをする仕事です)を10年間にわたって担当。評価される企業側として、ファンドマネージャーやアナリストから厳しい質問を受ける立場でしたが、当時、「この人は手ごわい」「この人は勉強不足」などと、各人を個別評価することで、どんなファンドマネージャーやアナリストが優秀かを見極める力がつきました。今は逆の立場で厳しい目でファンドを評価しています。

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